生きた化石が棲む鹿追然別湖。

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生きた化石が棲む鹿追然別湖。

農業を営みつつも独学で油絵を描き、
その特異な作風で知られる「神田日勝(かんだにっしょう)」の美術記念館がある鹿追町、
本州からの移住者も多く、
体験牧場や郊外の洒落たカフェなども点在した観光名所です。

 

のどかな町中を過ぎ、然別川沿いに上流に進むと、
途中から道は右に大きくそれ、然別湖へと向かって行きます。
つづら折りながら快適な山道を登っていくと、
途中「扇ヶ原(おおぎがはら)展望台」に到着、
十勝平野、日高山脈、大雪山を一望できる光景に驚くに違いありません。
ここは夕日を眺めるのにも最高です。

 

ここから少し進むと「千畳くずれ」という奇景があります。
森の斜面に火山岩がごろごろと広範囲にわたり重なり合っています。
ここが氷河期からの生き残り、生きた化石「ナキウサギ」の生息地です。

 

ウサギなのですが見た目はまるでネズミ、
ウサギの特徴的な長い耳ではなく、
小さな耳がちょこんとついた非常に愛らしい動物です。

 

もちろんこのスポットだけではなく、
この周辺に広範囲に生息していますが、
アプローチが簡単で見られる可能性が高いスポットなのです。

 

生きた化石が棲む鹿追然別湖。

 

この先、誰もが足を止めて見とれるという「駒止湖」をへて、
いよいよ然別湖、大雪山国立公園で唯一の自然湖です。
景観の美しさもさる事ながら、ここにも貴重な生き物が生息しています。
イワナの一種、オショロコマの亜種である「ミヤベイワナ」です。

 

エメラルドグリーンの体色に朱点と白点を散りばめた美しい魚体、
一万年もの年月をかけて進化したその姿は、
ナキウサギと並んで生きた化石と呼ぶに相応しい威厳さをも感じます。

 

このミヤベイワナ、近年まで禁漁でしたが、
鹿追町と釣師たちの並々ならぬ努力の結果、
一時期のみ解禁になっています。
事前予約および抽選ですが、釣り好きな方には是非挑戦して下さい。

 

然別湖は冬、完全凍結します。
凍結した湖面では「しかりべつ湖コタン」が登場し、
氷りでこしらえた家やバー、露天風呂が真冬の極寒期に登場します。
この露天風呂は某TV番組で、
「入ってみたい露天風呂」一位に選ばれた事もあります。