元祖道産子、胆振・日高のアイヌコタン。

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元祖道産子、胆振・日高のアイヌコタン。

アイヌ・・・
我々道民にとっては偉大なる大先輩です。

 

江戸時代以降の近代化の波にもまれ、
歴史の闇に埋もれてしまいがちな彼らの痕跡。
今でこそ「スローライフ」という自然と共に生きる思想が、
良しとされる風潮が現代人にも浸透していますが、
アイヌ達の営みはまさに「スローライフ」を実践したものでした。
それこそ頭のてっぺんから足の先まで。

 

室蘭から東へ少し進みむと、白老という町があります。
海の幸、山の幸に恵まれた豊かな土地。
そこにポロト湖という湖があり、
湖沿いに「ポロトコタン」というアイヌの集落があります。

 

元祖道産子、胆振・日高のアイヌコタン。

 

ポロは大きい、トゥは湖、コタンは集落という意味で、
大きい湖にある集落という意味ですね。

 

本当の意味でのアイヌコタンではなく、
観光、学術施設として再現されたものですが、
チセと呼ばれるアイヌの家屋が建ち並ぶ中、
静かなる湖面を眺めていると、
時空を越え、アイヌの営みに思いを馳せることができます。

 

アイヌの伝統芸能の実演や、お話を聞くこともでき、
CMでお馴染みの「お父さん犬」の血を引く北海道犬や、
ヒグマも施設内でお目にかかれます。

 

ポロトコタンのある胆振(いぶり)地方から東へ進むと、日高地方に入ります。
このあたりは歴史教科書に登場するシャクシャインの乱があった舞台でもあり、
静内川河口付近にあるシャクシャイン像が建つ展望台からの景色は、
一見の価値があります。

 

 

 

 

さらに東へ進んで平取(びらとり)という街から内陸に向かうと、
「二風谷(にぶだに)」というアイヌの聖地があります。
アイヌでありながらも国会議員にまで上り詰めた、
故萱野茂(かやのしげる)氏の出身地であり、
アイヌの営みを色濃く残したスポットです。

 

元祖道産子、胆振・日高のアイヌコタン。

 

アイヌ民族だけではなく、
他の少数民族の資料をも展示した資料館や、
当時の生活を再現した集落は、
数ある北海道のアイヌ施設で最も充実している場所かも知れません。

 

近年、この二風谷を流れる沙流川にダムが建設され、
聖地の一部が水没してしまいました。

 

自然と開発。

 

この相反する命題を考えさせられる場所でもあります。