最果ての江戸幕府、厚岸から浜中・厚床シーサイドライン。

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最果ての江戸幕府、厚岸から浜中・厚床シーサイドライン。

釧路から厚岸を経て、最東端国境の街根室まで国道44号線が通っていますが、
ここは迷うことなく、海よりの道道を通るべきでしょう。

 

最果ての江戸幕府、厚岸から浜中・厚床シーサイドライン。

 

まずは釧路市となりの釧路町。
奇岩が並ぶ海岸ルートは見どころ満載なのですが、
特筆すべきはその難解な地名!
あまりに解読不能なのでリンクを貼っておきます。

 

http://www.town.kushiro.hokkaido.jp/kankou/index.html

 

幾つ読めますか?
アイヌ語の当て字なのですがなにゆえこのような難解さにしたのか。
行けば理解出来ると思いましたがさっぱりでした・・・

 

このまま海沿いを進むと牡蠣が有名な厚岸町(あっけしちょう)です。
この海産物に恵まれた町をベースに近くを探索するのも楽しいコース。
町の中には江戸幕府直轄の古刹(こさつ・・古いお寺のこと)国泰寺があります。

 

江戸時代、北海道開拓の精神的な支えになった地です。

 

アイヌの最後の反乱、「メナシ・クナシリの蜂起(ほうき)」という事件は、
ここ厚岸の運上屋、飛騨屋をアイヌが襲撃。
その後、江戸幕府や松前藩と厚岸から知床、国後・択捉のアイヌを、
巻き込んだ抗争が始まったのです。

 

この蜂起は圧倒的に武力で優位にたつ和人にあっさり鎮圧されます。
この事件を契機にアイヌは一気に同化政策に組み込まれていくのです。

 

国泰寺はその歴史的瞬間をリアルに目撃し、
今もこの地の時間を刻み込み続けているのです。

 

 

 

 

そんなドラマがある厚岸、自然環境は秘境と呼ぶに相応しい地形に囲まれています。
内陸は最後の原始河川とよばれる別寒辺牛川(べかんべうしがわ)、
その周辺の別寒辺牛湿原、海岸は断崖絶壁が続き、
愛冠岬(あいかっぷ)や霧多布岬(きりたっぷ)などの名岬が続きます。

 

最果ての江戸幕府、厚岸から浜中・厚床シーサイドライン。

 

特にオススメしたいルートは厚岸から厚床までの海岸線のルート、
ムツゴロウ王国があった浜中町を通過します。
このシーサイドラインは変化に富んだ景観がこれでもか!
というほど展開します。

 

海岸美はむろんのこと、湖、原始林、湿原、草原、原生花園が、
次々に目を楽しませてくれます。
野生動物やタンチョウ、オオワシ、オジロワシさらには珍鳥エトピリカも生息します。
しかも地元に人間もあまり通らない超穴場的ルートなのです。

 

やがて道は国道44号線に合流、
国境の街、根室市を経て納沙布(のさっぷ)岬へ。

 

目の前に見えている歯舞諸島まではたったの3700メートル。
歩いても一時間かからないこの距離にある島は、
日本ではなくロシアなのです。

 

海は何事もなかったように、
日本を初めて照らす陽光できらきらと輝きます。
旅人の感傷を易しく癒すように・・・