層雲峡から神居古潭、北海道の母なる川、石狩川をくだる。

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層雲峡から神居古潭、北海道の母なる川、石狩川をくだる。

長さは全国で三番目、流域面積は全国二番目の石狩川、
北海道の人口の半分以上がこの川の流域に住んでいる北海道の母なる川です。
それだけに開発の影響もあり、開拓の歴史の中でその姿を変貌させてきました。

 

実はこの石狩川、日本一の長さだった可能性もあります。
現在の長さは268qですが、記録によると364kmという数字が残っています。
これは信濃川とほぼ同じ、生活と密着しているこの川は、
曲がりくねった箇所を直線にする事により100qも短縮されたのです。

 

そんな過去を持つ石狩川ですが、
まだまだ濃厚な自然を残し、
簡単には開発に屈しない野生の凄味を見せつける箇所がたくさんあります。

 

層雲峡から神居古潭、北海道の母なる川、石狩川をくだる。

 

大雪山に水源を持つ石狩川は上川地方で長い年月をかけて岩を削り、
凝灰岩むき出しの大渓谷を造り上げました。
これが層雲峡です。
昔からの観光名所ですが、
数々の滝や奇岩は石狩川の渓谷や周辺の植物と相まって、
今でも人々の心に訴える景観を保ち続けています。

 

この層雲峡自体は穴場でもなんでもないのですが、
季節によって穴場にヘンシンするのです。
その季節は冬。
層雲峡氷瀑(ひょうばく)まつりという祭典が一月末から三月まで催され、
他ではみられない幻想的な光景が繰り広げられます。
層雲峡といえば秋の紅葉というイメージですが、
冬にも北海道ならではの魅力が満載なのです。

 

旭川を通り越えたあたりの石狩川は川幅も広がり、
大河の風貌を身に纏い始め、魔神が住むと言われている
「神居古潭(かむいこたん)」を形成します。
水深70mにもなる巨大な淵は、両岸の奇岩とマッチして、
見るからに伝説の舞台に相応しく、
得体の知れない感情に包まれる事でしょう。

 

これから下流域は空知川、千歳川などが合流し、
川幅を更に広げ、水量もとんでもなく豊富になり、
日本海に向けて悠々と流れていきます。
周辺には三日月湖が点在しています。
かつての面影を偲ばせながら・・・

 

その昔、石狩川、天塩川、十勝川、釧路川には、
絶滅してしまったチョウザメが遡上していました。
2004年、石狩川でそのチョウザメが捕獲されました。
おそらくはたまたま迷魚が捕らえられたという事ですが、
このあたりの石狩川を眺めると、
怪魚、巨魚が生息していてもおかしくないぞ!

 

そんな気分にさせられます。